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地域肝炎医療コーディネーター養成講習会

  • 第22回肝臓病教室 (Web開催)

    2021年2月22日(月) 13:00〜2021年3月22日(月) 13:00まで

    配信は終了しました

    チラシ(PDFファイル)


  • 講話@ 薬剤部 矢内優

    「肝細胞癌の治療〜分子標的薬による治療〜」

     肝細胞癌の治療方法として、近年分子標的薬が使われています。また、ノーベル賞で話題になった、免疫チェックポイント阻害薬も昨年から使用できるようになりました。これらの新しい抗がん剤にも副作用はあります。分子標的薬では手足症候群の予防を含めたケアが重要になります。免疫チェックポイント阻害薬についても、免疫関連有害事象 (irAE) という副作用があり、注意が必要です。薬に副作用はつきものですが、副作用を早期発見・対処する事が治療の継続につながります。用法容量を守り、副作用を理解し、予防・早期発見に努めましょう。


    講話A 看護師 木村真実

    「肝臓病と日常生活の注意」

     慢性肝臓病では、食事においては@バランスの良い食事を摂るA脂っこいものや甘いものを控えるBビタミンや食物繊維を摂るC飲酒を控えるD肝硬変では栄養療法なども併用するといったことに気を付ける必要があります。肝硬変の方は就寝中の飢餓対策として、寝る前に軽食を摂る(LES) 方法が有効です。食事以外にも適度な運動や規則正しい睡眠も重要です。また、慢性肝臓病ではかゆみが生じることがあります。治療法がありますので、担当医の先生ともご相談ください。ウイルス性肝炎は血液・体液を介して感染します。カミソリ、歯ブラシなどは他の人と共有しないようにしてください。


    講話B 肝疾患センター 戸島洋貴

    「ウイルス性肝炎の治療と治療後の通院の必要性について」

     慢性ウイルス性肝炎は進行すると肝がんを発症する危険性がありますが、肝炎の治療はここ20年で格段の進歩を遂げました。特にC型肝炎ではウイルスを高い確率で完全に駆除できるようになっています。B型肝炎では完全に駆除するのはまだ難しいものの、コントロール可能になりました。しかしウイルスを駆除しても肝がん発生のリスクは残りますので、かかりつけの先生も含め通院を継続し、年に2回程度はエコーやCTなどの画像検査を受けることが勧められます。定期検査費用助成など、通院の補助になる制度もありますのでお問い合わせください。